全然分からない自担へ~髙地優吾くん沼落ちブログ~

1つ前の記事SixTONESへの沼落ちブログを書きましたが、今度はわたしが自担として選んだ(と言わせてください…)髙地優吾くんへの沼落ちブログとなります。ちなみにわたしも他の人が書いた髙地くんへの沼落ちブログを読みたいので、もしご存知であれば教えてください!一応マシュマロ置いておきます…!

夏樹にマシュマロを投げる | マシュマロ

はじめに

前述の通り、わたしの沼落ちのきっかけは北斗くんです。今でももちろん好きですし、6人全員好きです。というか、6人全員好きになった後で、自担を誰にしようか決めました。

これまで好きになったアイドルは明確に誰か一人を好きになり、そのアイドルを推しているうちに箱推しとなっていたので、「自担を誰にしようか決める」経験自体すごく新鮮で難しいものでした。

↑今から1万字かけてこの話をします


自担、めちゃくちゃ遠い

わたしは、髙地くんの人生ってほんとに奇跡で満ちているなと思います。だから2023年の今、アイドルでいてくれる髙地くんを推せることがこの上ない幸福です。もちろんメンバー全員、奇跡に満ちた人生だと思いますが「わたしには絶対その判断はできない」という自分からの遠さも含めて、髙地くんに降り注ぐ奇跡が1番尊いものに感じてしまうのです。

なのでここから先は客観的な分析ではなく、わたし個人がどう感じたかという極めて主観的な文章になります。自分の好きなものを表現するために他を貶すことはしたくない主義なので言葉に気をつけて書いているつもりですが、あまりにも主観的なため他担さんにとっては面白くないかもしれません。そこはひとえにわたしの文章力が至らないだけで6人全員マジで愛しています!どうかお手柔らかに見ていただけると幸いです。

また、前の記事にも書きましたが、大切なことだと思うのでもう一度書きます。わたしはアイドルを推すにあたり「推しの伝記を編纂する」気持ちでいます。当人の全ての人生を知っている訳では無いけれど、わたしが集めたエピソードからわたしが想像した人格を元に、その人がどんな人生を辿ったのかを"物語"として摂取している感覚です。所謂"編纂者"の立場からすれば彼らの人生に起こった劇的なできごとや苦難には感情を喚起させられますが、一方で未成熟の少年に酷な人生を歩ませた環境に対しての問題意識も強く持っています。以下に記述するように、彼らはこの経験を元に自分を成長させ、受け入れることで強くなったので美談のように取り扱いますが、その環境を強いたこと自体には決して賛同できないということを改めて宣言しておきます。もちろん相応に「芸能界」が厳しい世界であることは理解していますが、だからと言って全てが肯定されるべきではないと考えています。


さて。

髙地くんはアイドルになんてなりたくなかったのに、なってしまった男の子です。しかもアイドルになりたくてなりたくて仕方なかった少年と、天性のアイドル性を兼ね備えた少年たちと一緒に。

自分がやりたいと思った道中での困難と、そうではない道中での困難は質があまりにも違います。しかも髙地くんって運動神経が良くて、明るくて友達も多くて、お顔も良くて、サッカーという趣味も謳歌してたじゃないですか。きっとジャニーズに入る前はすごく満たされた人生だったと思うんです。※これはわたしの想像


なのに

じゅりくん「Jr時代さ、俺らがダンス稽古とかやってる時、あいつだけ手拍子叩く練習してたの知ってる?あいつカウント取れなくてワンツースリーフォーに合わせて踊れなかったから、振付師が一人高地に付いて、俺らがダンス踊ってる端っこで1日手拍子稽古やってた」(SixTONESANN 2022/9/3)

人よりできることが他にもたくさんたくさんあるのに、よりによって苦手なことを強制的に求められてしまう髙地くんの絶望を分かってあげられる人は、世間に、もっと言うとジャニーズに、一体何人いたのでしょう。そして、ほんの数日前まで無縁の世界だったにも関わらず、そこから安易に降りることを許さない環境とはなんと酷なものでしょう…。そりゃやさぐれて自暴自棄になると思います。スクール革命が終わったら辞めたいと願うと思います。SixTONESを掘り下げていく中で6人それぞれの苦難を知りましたが、わたしは髙地くんの絶望が1番辛かった。

持ち上げられたり、突き落とされたりするんだって思ったけど、“俺ってこういう人生なんだな”って変に達観してたというかね(Myojo1万字インタビュー)

わたしには絶対絶対絶対、できない。


でも髙地くんはこの絶望を"この人たちとなら頑張りたい"と思えた仲間との出会いで持ち直すじゃないですか。ここがすごくて、アイドルになんてなりたくなかったのに、"(彼らともに)アイドルである自分"でいたいと願うんですよね。つまりアイドルであること、あり続けることって、髙地優吾にとっては手段なんだなって。

ここからはわたしの癖(へき)の話ですが、わたし、後天的にアイドルとしての道を選択した人が好きなんです。すぐそばにアイドル以外の人生があって、辛くて大変なことばかりのアイドルになんてならなくても良かったのに、それでもステージに立ち続ける覚悟を決めてくれた人に感謝が止まらなくなってしまうというか。

だってわたしがもう一度人生やり直したとして、髙地優吾がアイドルをしている世界線に出会うことなんて無いかもしれないじゃないですか。そう考えると、アイドルである髙地くんに出会えているわたしの今の人生、丸ごと幸せだなって思えるのです。それに、とても身勝手な話ですが、なんだかんだ言ってわたしはアイドルという奇跡そのものを愛しているので、他の選択肢の中からアイドルを"選んで"ほしいんですよね。


しかもですよ、そんな風に暗闇の中で自分に道を示してくれたバカレア組に、かつての相棒であった北斗くんがいたことを初めて知った時はあまりの物語の強さにしぬかと思いました。何も言わず、セクゾに入らないというやり方で当時の北斗くんに寄り添った髙地くん…そんな髙地くんのことを、北斗くんがバカレアのみんなに引き合わせてくれたことで救っていただなんて…そ、そんな奇跡あります?人生ってそんな事起きるの!?

さらに、髙地くんがSixTONESにおいて目指し始めたアイドル像が"日々笑顔"の超王道アイドルなのがまたたまらないのです。これほどの強い引力がなければ絶対絶対絶対アイドルにならなかったであろう髙地優吾という男が、実は身長、スタイル、運動神経、くしゃっとした優しい笑顔、みんなを包み込むような温かい声という後天的にはどうにもならないところに"王道アイドルとしての強み"を持っていたという奇跡。SixTONESはいわゆる"非王道"のワイルドなアイドル像を打ち出していますが(実際はもちもちのおもちや気まぐれ猫ちゃんやボケまくりわんぱく小僧…)、だからこそ王道アイドルを志向する髙地くんの良さが際立ちます。もしも髙地くんがキンプリやなにわ男子に入っていたら、あえて"日々笑顔"を掲げることはなかったと思うのですが、髙地くんはSixTONESにいるので思いっきり王道アイドルを目指せます。アイドルになんてなりたくなかった男が誰よりもまっすぐアイドルであれる場所はここなのです。奇跡か!!!!!!


そして反転した話をします。SixTONESはいわゆる"非王道"のワイルドなアイドル像を打ち出していますが、YouTubeなどで見える彼らの素の姿はむしろ褒められたがりで愛されたがり、そして流行りのカルチャーを取り入れるのが上手い都会的な品の良さを感じます。なので掘っていくと、あれ、意外と怖くないな…っていうかかわいいな…みんないい子だな………というギャップにやられるのです。沼すぎる…

そして掘り下げてみてびっくりするのです。実は素がワイルドで不良でオラオラしてるのが髙地優吾なことに。サッパリしてて口が悪くて男らしくて義理人情に厚い"ハマの番長"がまろびでてしまった時に、わたしは毎回小躍りしてしまいます。そして彼のこの素の面はSixTONESでいる時にしか見られないじゃないですか。髙地くんにとってもSixTONESは素でいられる場所なんだと目頭が熱くなります。

 

ここまで書いてきて改めて痛感するのですが、

髙地くん、めちゃくちゃ主人公"属性"ですよね。もちろんSixTONESという物語の主人公はジェシー(これは本当にそう!)ですが、彼はルフィのような"主人公然"とした存在であり、「こうあって欲しい」というみんなの期待を叶えてくれるのでついて行きたい人ではありますが、ストレートに読者の共感を得るタイプとは違うように思います。*1

一方髙地くんはナルトのように逆境育ちでありながらそれでもまっすぐあろうとするので、共感して、わたしにはできないと絶望して、だからこそ応援したくなってしまいます。少なくともわたしはそうでした。よくぞここまで育ってくれた…君みたいな子が報われる世界であってほしい……と強く願ってしまうのです。

わたしからとっても遠い人だからこそ、彼の歩みの一つ一つが奇跡でコーティングされたみたいに煌めいて見えるのだと思います。

 

自担、全然分からない

前述の通り、わたしは自担が決まる前に6人箱推しの状態になりました。しかしある時気づいたのです。わたしの好きなコンビ、全部髙地くんが絡んでいるな!?(きょもゆご、ゆごじゅり、ゆごほく、ゆごじぇ)。どのコンビにも共通しているのが、「髙地くん相手には素を出せる」と語られていること。

たいがくん「髙地に僕は甘えてる部分があるというか、ふと思ってることを言っちゃうことがあるんですよね。髙地の顔を見てると溜め込んだり、抱え込んでるものが不意にこぼれるっていうか。」(Myojo1万字インタビュー)

じゅりくん「髙地はマジで地元の友達みたいな感覚。だから仕事の合間にちょうどいいんですよ。髙地とメシ食ってる時って、ちゃんと仕事じゃない時間になるから」(anan No.2335)

じゅりくん「彼は人を理解しようとする気持ちが強くて。自分の意思を曲げて相手に合わせたりはしないけど、目の前の人とちゃんと向き合える人」(MORE 2023 4月号)

※北斗くんについては「素を出せる」というよりも「お互いのあられもない姿を目撃されている」という表現の方が近いかもしれません。今更取り繕っても仕方ないというか。(これはオタクの想像)


わたしは学生の頃、自分の好きな人とだけ絡んでいればいいと思っていました。合わないと思ったら切り捨てて、相手のために合わせる努力をしてこなかった。自分の人生が1番大事なので、友達から悩みを相談されても「どうでもいいな…」としか思えなくて親身になってあげられなかった。その反動でわたしは社会人になってから人間関係にすごく悩むことになるのですが、そんな時に髙地くんの姿は眩しく映ったのです。自分と関わることで他者の良さを引き出せるって、いいな自分と過ごす時間が相手にとって素を出せる癒しの時間になるって、いいな。自分からめちゃくちゃ遠い人だって分かってるけれど、そんな人になりたいなと思っていた時に出会ったのが髙地くんだったのです。

人を励ますのが得意なんですよ。自分は全然気にしいなんですけどね(笑)。相談に乗るのも結構好きだし、人の話を聞くのが好きなんですよね。仕事で悩んでたり落ち込んだりしてるときは励ましてあげたり、選択に迷ったときや人間関係の悩みも面倒がらずに親身になって聞いてあげられます。マメなんですかね、俺。(CLASSY. 2023年2月号)

わたしには絶対絶対絶対できない


ただ不思議なのは、髙地くんってジェシーみたいに連絡マメではないし、じゅりくんみたいな寄り添い型の聞き上手とも違う気がします。人に興味が無い、究極の自己中だなんてよく語っているけれども、それならなぜ、本気の相談ごとが髙地くんに集まるのでしょう。髙地くんみたいになりたいわたしは考えました。


◆人によって態度を変えない

今のわたしにはなぜそれが出来るのか分かりませんが、髙地くんは人によって態度を変えません。一貫して、"自分にとって相手がどういう存在か"というところを重要視している人だと思います。だから全員に対してナチュラルだしフラット。

じゅりくん「(豆まきに)行けない人って存在する?たとえば大先輩とか…」

髙地くん「行けない人…いないかな?全然いける。全人類いける。躊躇しないかもしれない。なりきれちゃえば行けるわ。」

(SixTONESANN 2023.2.4)

※豆の数や投げる位置は微調整するものの、TOKIOの松岡くんやKinKiKidsやYOSHIKIさんにも行けるそうです

髙地くん「B.I.Shadowに入った瞬間から(ほぼ同い年だから)健人と風磨って呼んでた」(らじらー 2023.4.3)

ジェシー「誰も反抗できない怖い振付師さんに対して、髙地が『俺はダンス嫌いなんで』って言ったことがあるんですよ。それ以来、あまり怒られなくなった。度胸が凄いよね(笑)。」(ViVi 2022/4/17)

↑ここらへんのジャニーズ独特の上下関係フル無視で頑固に自分の感覚を持ち込む激ヤバエピソード群大好きすぎるんですよね、わけが分からなくて。


しかも髙地くんは複数の人に対して態度を変えないだけではなく、相手という人間が変化していっても、あくまで自分と相手という関係性のままで居られる人なのです。それはたぶん、自分の軸が強固にあるから。 

たとえばきょもゆご。どこに行っても「二世であること」「先輩であること」が付き纏いがちなたいがくんを、髙地くんは(いい意味で)大切に扱いません。たいがくんは特に昔は短気で激しい感情をむき出しにしていたような人ですが、SixTONESで一番"後輩"なはずの髙地くんは"友達として"雑に扱えるし思いっきり突っ込めます。

そしてゆごじぇ。今やジェシーの人脈の広さと他人の懐に飛び込む愛嬌は凄まじいですが、これは明確に"芸能人であり続けるために"意図して広げられた交友関係です。ここ数年で(表向きの)性格がガラッと変わったジェシーですが、髙地くんとの岐阜旅行では

「2人で1時間くらいだべってたらあっという間に電車の時間になった」「初めて箱根旅行行った時となんも変わってなかったもんね。あの時のジェシーまんまだったね」「仕事の話しなかったもんね」「明日何する?とか雑談(しかしてない)」(SixTONESANN 2023.3.4)

変わったジェシーと、変わらない距離感で接することができる人なのです。こういうナチュラルさ、結構な特殊スキルだと思います。非凡にニュートラルってめちゃくちゃ説明難しいのですが……

知念くん「見たことないよね!?10何年やっててさ、髙地くんがかっこつけてるとこ!」

山田くん「見たことない!超フラットな子だもん」

(Johnny's Shop Ambassador - Shop Tour)

↑すき髙地くんすぎる(時間指定済)

 

(4/20追記)

頂戴したリプライやマシュマロを見て思ったことがあるので追記します。

SixTONES、少年期にたくさん傷ついて大人を信用出来なくなったり"闇に落ちかけたメンバーが多い"(髙地くん談:Myojo1万字インタビューより)じゃないですか。でも、人によって態度を変えない髙地くんってたぶんその地雷を絶対踏まないんですよ。だから髙地くんといる時のスト5って心理的安全性が保たれていて、安心して素を出せるのかなって思いました。そして髙地くんもスト5がでろでろに溶けて自分に寄りかかってくるのを無抵抗に受け入れるヤバさありますよね。愛の許容量がとんでもなく大きいというか……


◆髙地くんがいると会話がスムーズにまわる

これはこちらのブログが大変分かりやすいのでぜひご覧ください。(勝手に引用してすみません…!)

今のわたしにはなぜそれが出来るのか分かりませんが、SixTONESANNでも髙地くんはコーナーをちゃんと回してくれますし、突然始まる車内謎ゲームも普通に成立させることができます(なんで?)。分かりやすくボケたり全てに綺麗にツッコミを入れたりはしないけれど、会話を上手く回すためには必ず居て欲しい存在。髙地くんがいると"失敗"がないんですよ。まるでバレーのリベロのような人だなあと思います。ほんとどうやってんの?わたしには分かりません…


◆自分の時間をちゃんと作っている

髙地くん、多趣味ですよね。忙しくてもちゃんと趣味を持って、現実逃避の時間を作って自分を癒している。自分の暮らしや食生活に気を使っているし、ルーティン生活をすることでちょっとした身体の不調にすぐ気づけるようにしている。わたしは最初髙地くんがハーブティーを淹れて飲むと知った時意外すぎてひっくり返りました。

しかも髙地くんって仕事の日もオフの日も「自分のルーティンを頑なに守る人」なんですよね。オフでも遅くとも8時半に起きるし(なんで?休みなんて気づいたら12時くらいまで寝てるよ…)、起きたら毎日ベッドメイキング(ほぼしたことないです)して、毎日換気(少なくとも起床直後にしたことは1回もないです!!!)するんですよこの人…


ゆごあしによると最近はアロマを始めてお気に入りの香りから1日をスタートさせているようで…ほんと暮らしが丁寧。今のわたしにはなぜそれが出来るのか分かりませんが…!自分自身を大切にしていて、常に余裕がある人だからみんな安心して髙地くんに頼れるんだと思います。

健康への意識を大事にして、しっかり体調管理するのが目標。身の丈にあったことをコツコツやって、それが大きな結果につながればいい。ジグソーパズルみたいな人生が理想(プラスアクト 2021.1月号)

最初から高いハードルを跳ぼうとすると転ぶ。すぐに疲れてしまうしあせりや気負いはいつか自分の足を止めてしまう。大事なのは低いハードルから跳び始め、少しずつでいいから理想の自分に近づき続けること。(MORE 2023 4月号)

いや人生何周目?


まとめ

わたしはこれまで自分の生きたいように人生を突っ走ってきてしまったけれど、アラサーになってふと立ち止また時に思ったのです。"本当は"わたしも誰かをケアできるような人になりたい。日々の生活を丁寧に送って、自分の軸をしっかり持って、他人から必要とされる人でありたい。自分の労り方を知っていて、ちょっとした工夫で日々を煌めかせることができる人になりたい。だから髙地くんのことが好きになったんだと思います。でもなり方がわからない、だから気になる。

そしてそれは、まず箱推しになったからこそ、髙地くんのことを"わたしに何をしてくれる存在か"で捉える前に、"SixTONESにとっての髙地くん"をたくさん目にしたことで気づけたことなんですよね。SixTONESに髙地くんがいることで、スト5が安心してのびのびできているんだなあと改めて思います。そしてスト5はのびのびすればするほど個性が輝き出す人たちです。ジャニーさんが言ってくれた「Youは居るだけでいい」というのは、何もしなくていいよってことではなくて、きみがいてくれることで雰囲気や人間関係が自然と良くなるよっていう髙地くんの人間力に対する最大の賛辞だと思います。


…そして最後に特大の分からないを。

今までの話を全てひっくり返すようですが、結局わたしはわたしがまなざした存在にスターの輝きで圧倒されたいんですよね。なるべく自分の中で咀嚼して、ここがこう好きなのかな、この人の魅力はここかなって理解したつもりになった上で、アイドルがステージで発光してわたしの積み上げた論理を全部ぶち壊してくる瞬間がたまらなく好きなんですよ。パフォーマンスを見てあれこれ考える隙もないほどに「良〜〜〜〜〜〜!!!!!良良良!!!!!!」の感情に溺れたいんですよ。SixTONESメンバーは全員、ステージに立てば圧倒的なオーラを放ちますが、親しみやすくてロケが似合う笑顔担当の髙地くんがステージに立った時、普段からの飛躍が大きすぎていちばん分からない存在になる。アイドルになるために生まれてきた特別な存在だとか、ステージの外では生きられない存在ではなくて、地に足をつけた生活を送っている"人間"がたまたま芸能界という場で働いている姿であるとわたしは理解しているはずなのに、ステージに立つ姿があまりに神々しくてなにも分からなくなる瞬間がたまらない。だから好き。めちゃくちゃ気になるから。

たぶん、これです。わたし、髙地くんのことが全然分からないから好きなんだと思います。髙地くんは今のわたしに足りないものをたくさん持っている人で、だから憧れてしまうんだけど、掘っても掘っても結局全然分からない人だから、その大きさにわくわくしてしまう。

 

あと中高女子校で育ったわたしにとって、クラスの人気者で明るくて笑顔がかわいくて背が高くて運動神経がよくてちょっと口が悪いお調子者って青春期のわたしが恋したかった人物像満点なので、告白もせずに離れたけれど、世界のどこかで幸せでいて欲しいな…と願う気持ち(ない記憶ですよ)による加点が5億点入ってます。

それから、髙地くんってなにかを新しく始める姿をよく見せてくれるじゃないですか。そもそも歌もダンスも苦手だったし、ボイパも趣味も資格もけん玉もシガーボックスもゼロから取り組んで出来るようになるプロセスをたくさん見せてくれる人なんですよ。なんかね…ここも社会人に刺さっちゃったんです。得意なことだけやっていればいい学生生活が終わり、社会人として理不尽なことに巻き込まれることも多いじゃないですか。だからこそ、苦手なもの、興味のなかったものに取り組んで、こつこつこつこつ努力して、1つずつ自分の武器を増やしていく髙地くんの姿って素敵だなあと思ったのです。なのでここにも5億点入ってます。

 

最後に 

…ここまで読んでくださった方います?

沼落ちブログって沼落ち直後に書いた方がいいと痛感しました。時間が経過するほど好きなポイントが増えすぎて、要素を纏められなくなります。だから沼落ちしたオタク、今すぐ沼落ちブログを書いてください!沼落ちブログに語彙力なんか求めていません!ほとばしる熱量をそのまま流し込んでもらえれば、それを読んだオタクが初期衝動を思い出して勝手に感動するものです!

書いた方はぜひわたしに教えてください!おいしくもぐもぐさせていただきます…!

夏樹にマシュマロを投げる | マシュマロ

*1:ジェシーの掲げる主人公然とした姿そのものには共感しにくいかと思いますが、ジェシーの場合"そうあろうと努力している過程"が見えるので自然と共感してしまう人なんだと思います。